第六感を鍛える方法(右脳の活性化で感知能力を向上)

ノンフィクションファンタジー
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<第六感を鍛える方法>
①感知する能力を鍛える
②感知した情報を基に適切に判断する能力を鍛える

前回は②の能力を鍛える方法について触れましたので、今回は①の第六感で情報を感知する能力を鍛える方法について記載いたします。

※①の感知する能力を鍛える方法は整理が難しく後回しにしていました。感知する能力を鍛えるということは、
(1)これまで感知したことが無い状態の場合・・・まず感知する感覚を掴む(0から1へステップアップする)
(2)感知したことがある場合・・・頻度や確度などより強く感知できるようにする
の2段階存在すると考えられますが、
わたし自身は「30個の砂山の中からボールが入った1つの山を見分ける話」のように物心付いた時に感知していましたので”0から1へステップアップする”方法や感覚を体験しておらず、推測の部分が大きくなってしまい詳しく述べることができないと思ったのですが、第六感で感知した時のわたし自身の状態や、感知できる時/できない時の違いから考えられることを整理してみたいと思います。

まず、この感知する能力は特殊なものではなく、元々人に備わっている気がしています(もちろんその証拠はありませんが)。
以前ラジオの例えを用いましたが、誰でもラジオ(感知する能力・感覚)を持っているが、周波数が合っていないとか、本当は電波を拾っているのに音が小さすぎて聞こえていない(感知していることに気付いていない)といった状態の人が多いのだと思います。

ただし、第六感で感知する・感知することに気付くためには「感覚・脳活動の活性化」が必要と考えています(「気配を察知するメカニズム」では”頭頂葉または側頭葉の感覚の活性化”(Wikipediaより)と紹介)

脳を活性化させるために一般的に良いとされていることだと思われますが、まず身体的な繋がりで言えば、指の運動と脳の働きは強く連動していると感じます。

わたしは20年以上麻雀を打っていたのですが、指が思い通りに素早く動くかどうか(麻雀牌に手が馴染んでいるか)は、過去にご紹介した「どの牌が重なるか」「次に持って来る牌が分かる時」のように感知できる頻度・精度と関連していたように思います(他にも様々な要素が絡んでいると思います)。
思い通りに上手く動かない時は、指まわし運動をしたり、牌を実際に触って上手く扱える状態に持っていくようにしていました。

またピアノのような指を動かす楽器も脳の活性化に影響している実感があります。幼いころピアノを習っており毎日弾いていた時は無意識だったと思いますが、大人になり久しぶりに弾こうとすると、動かない指を必死で動かそうとする時に脳が活性化している感覚があります。

また脳の働きに関してもっと直接的なところで言えば、言語や論理といったいわゆる左脳側能力では無く、イメージ・感覚といった右脳側能力が関係していると思います。
言語や論理は第六感・直感といった一次情報を阻害する要因(思考・計算・打算といった二次情報)に繋がるものでもあると思いますので、物事を言語・論理では無くイメージ・感覚で捉える癖がつくと良いと思います。
※あくまで第六感という観点で良いということで、言語や論理も重要な能力だと思います。

実際には試していないのですが、速読やフラッシュ記憶といった方法は物事をイメージ・感覚で捉えることと直結していると思いますので、試してみるのも良いのではないでしょうか。

わたしは電車に乗る時に敢えて車内の状況をいったん視界に入れず、車両全体を見渡せそうな位置に立った後、目を閉じる → 一瞬だけ目を開く → また閉じる(まばたきの逆の動作)を行い、車両のどの位置に人が居たかを思い出すということをやっていた時期がありました。
(これも一種のフラッシュ記憶と言えるかもしれません)

そして、実際に第六感で感知するということを繰り返し試みて、感じ取ったと思える感覚があるか、また場合場合でその感覚に違いがあるかなど内観してみると良いと思います。

なお第六感で感知するパターンとして
(1)パッと閃く(頭の中にイメージが自然発生する)
(2)意識的に感知しにいく
の2通りあると捉えていますが、(1)の”パッと閃く”ことは意識的に繰り返し試すことは出来ないと思いますので、(2)の意識的に感知しにいく、特に砂山のボール当ての話トイレの個室の使用状況を当てる話のように、物の存在や気配を感知するということは比較的試しやすいと思います。

例えば、
・逆さにした複数の紙コップの中に1つだけ物を入れておいて当てる
・何枚かのトランプを伏せて、特定の1枚を当てる
・建物の廊下を曲がる前に、曲がり角の向こう側に人が居るかどうか感知してみる
というようなことは容易に試せるのではないでしょうか。

なお、初めのうちは当てたい物は”分かり易いもの” ”存在感の強い・大きいもの”を設定する方が良いと思います。コップの中に入れる物は大きく固い物の方が良いでしょうし、トランプであれば、1~5の数札の中から1つを選ぶよりは、4枚の数札と1枚の絵札の中から絵札を選ぶ、という方が良いでしょう。


また、積極的に鍛えるということではないのですが、物の存在や気配を感知する上で聴覚が関わっているような気がしています。砂山の事例に関して「ボールが何か音を出している訳では無いので”微小な音が聞こえている”ということでは無い」と推測していたのですが、例えばイヤホンで音楽を聴いていて周りの音が全く聞こえない状態では、物の存在や気配を感知することは難しい気がします。
あくまで”そんな気がする”というレベルですが、常にイヤホンをして聴覚に大きすぎる刺激を与えていることは良くないかもしれません。

最後に、”鍛える”ということとは少しずれてしまいますが、脳内の活性化という観点で申しますと、「第六感による目に見えない事象の流れを知る方法①」でも述べました通り、経験上、楽しい・ワクワクする・リラックスする という状態であることが必要だと感じています。
※単に脳内が興奮状態にあるというよりは、高揚しつつも冷静で俯瞰的に状況が見えている状態、と言えると思います。
(詳しくありませんが、アドレナリンやドーパミンが出ている状態というよりは、エンドルフィンが出ている状態ということでしょうか)

”訓練して鍛える”というよりは、1つの遊びとして楽しみながら感覚を研ぎ澄ませる方が良いと思います。

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