筆者は小さい頃から第六感による奇妙な体験をしてきました。
・30個の砂山の中に隠されたボールを当てる
・宿泊するホテルの宿番号が頭に浮かぶ
・見えない場所に居る人の位置が分かる
・麻雀で次に持ってくる牌が分かる
など・・・
(ただ筆者自身は奇妙とは感じていなかったですし、メカニズムが分かった今は誰にでも起こりうる事象だと思っています)
身近で同じような経験をした人はいませんでしたが、肥田春充氏や桜井章一さんのような方の事例を基に、自身の体験を交えて第六感の正体について考察してきました。
そして新たに木内鶴彦さん、絵本作家のぶみさん、ネドじゅんさんのお話を書籍を通して伺うと、これまでの考察が確信に至り、新たに整理することにいたしました。
■第六感の正体
私たちが感知できる次元
いま私たちが存在する(と認識できている)世界は、縦横高さの3次元+時間の概念を加えた4次元世界です。
そして私たちは五感によってモノ(物質)を感知していますが、この時感知できているのは3次元の世界です。
4次元である時間は?とお思いかもしれませんが、時間という概念は理解しているものの、私たちは”いま”という一瞬にしか存在することができず、過去や未来を感知することはできません。
例えば2次元世界(平面世界)の住人が感知できるのは1次元の世界の全体像(線の世界)だけであり、自分が存在すると認識できている2次元世界の全体像を感知できないことはイメージしやすいと思います(平面世界の全体像は、高さのある3次元世界からしか分からない)。
つまり私たちは、いま自分が存在すると認識している次元より1つ低い次元の世界までしか感知できないと考えられます。
第六感は5次元世界の情報を感知している
筆者のちょっとした体験のみならず、肥田春充氏や桜井章一さんの事例を見ますと、時間や空間を超えた情報(4次元世界)を第六感で感知できているとしか考えられません。
4次元世界を感知できるのはそれより1つ高い次元の世界ということになりますから、本来5次元(以上)の世界で知り得る情報を、4次元世界に居るにも関わらず何らかの方法で感知しているということになります。
■5次元世界って何?
5次元世界ではそれより1つ低い4次元世界を感知し自由に行き来できると考えると、時間(4次元)や空間(3次元)を移動できるということになります。
ですが4次元世界に住む私たち(4次元としてしか認識していない私たち)にとって、時間や空間を自由に行き来できると言われても、
「それって映画や漫画で良くあるワープみたいなもの?」
「移動中やワープ先に存在する物体とぶつからないの?」
などの疑問が生じてうまくイメージできませんでした。
そこで、5次元世界とは私たちが視覚で見えている物質では無く、1~4次元の情報(縦、横、高さ、時間)が無限に詰まった「情報の世界」と考えてみました。
リュック・ベッソン監督のSF映画「LUCY」の世界と言えばイメージが湧きやすいかもしれません。
そしてこの情報の世界は、宗教やスピリチュアルな話として登場する天国やあの世のことであり、それは単なるおとぎ話ではなく実在する魂・意識の世界であると確信しました。
■第六感で感知できる5次元世界は ほんの”かけら”
私が体験した第六感による事例はとても身近で些細な出来事ばかりで、さらにその中で確信を得て感知したと言える事例は数えるほどで、たいていは「何となくそう思って、確認したらやっぱりそうだった」というレベルのものです。
これは、5次元世界のほんのわずか、かけらと言って良いほどの情報を感知できたに過ぎないからだと考えています。
ラジオのチューナーを回していくと、ほんの一瞬電波を拾って音が鳴り、またすぐに聞こえなくなるようなイメージです。
(五感以外で感知しているもの全てを第六感と言うこともできますが、ここでは”勘で分かった”レベルの事例を第六感と位置付けています)
■5次元世界・4次元世界、アカシックレコード、悟り、予知、第六感の相関図
一方、死後の世界や臨死体験、悟り、予知夢、前世記憶や胎内記憶は”がっつり”5次元世界にアクセスしている状態だと考えられます。
木内鶴彦さんの書籍、是非読んでみて下さい!ワクワクが止まりません。
■第六感のその先
先日発売しました絵本「ちいさなまどに ぼくがいる?」の紹介ページで、このように書きました。
・自分のことで精いっぱい
・他人に親切にするなんて、そんな損なことはしたくない
・法律に引っかからない限り何をしても文句を言われる筋合いはない
・ナメられないように、こっちから怒って相手を威圧してやろう
などなど・・・
第六感が良く働く人は、こんなことになりにくいと思うのです
これは「5次元世界の存在を理解・認識し、更に体験した人は、このようなことになりにくい」ということをお伝えしたかったのですが、
なぜなら「この世(4次元)では別の個体であっても、5次元世界は魂の集合体であり、人を含めた全ての動物・植物・物質が元は同じかたまり(魂)」ということを知ることで、小我から大我の意識へ移行するからだと考えています。
(人類みな兄弟という言葉がありますが、これは「兄弟のように仲良くしましょう」という標語では無く、文字通り「人類・動物・植物・物質全て1つの大きな魂から別れた兄弟分」ということを示しているのかもしれません)
第六感で何かを感知できるようになることは、5次元世界を認識・体感する入口になるかもしれません。
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