■トイレの個室の占有状況が見えない位置から分かる
前回ご紹介したビルの各フロアのトイレには個室が3つ備わっているのですが、わたしが使用しているフロアは割と混み合うことが多く、3つとも埋まっている時は我慢するか、別のフロアへ旅に出ないといけません。
そこは廊下からコの字の通路を通って中に入る構造になっていまして、個室が埋まっているかどうか、図のBの位置まで進まないと見えません。
ですが、廊下からAの位置に来る間に、どの個室が埋まっているかを感じることができます。
これも砂山の時と同じく、意識で赤点線の辺りを捉えようとすると、
奥から「濃い部分」「薄い部分」「濃い部分」というような”存在感”の分布を感じることができます。
切羽詰まっていて意識で捉える余裕が無い時を除くと、この現象については意識で捉えた内容と実際の個室使用状況がほぼ一致します。
ただし全部埋まっていると感じた時も、本当に埋まっているか毎回奥の位置Bまで入って確かめてしまいますので、位置Aで早めに使用状況が分かったからと言って何の得にもなりません(笑)。
この場合も音を聴いて判断しているのではなく(大きい音であれば位置Aでも聞こえるのですが、何も聞こえないことが多いです)、存在の濃さを観ている気がします。
※自認できないレベルの音を無意識下で認識しているのかもしれませんが。
■気配を察知するメカニズム
ここまで”ノンフィクションファンタジー”な出来事について記載してきましたが、わたし自身が実際に体験したことをそのまま自分の言葉でご紹介したかったため、記載するにあたり何かを検索するということは避けてきました。
また、このブログを始めるまでは自身の”ファンタジー”な現象についてあまり掘り下げて考えたことが無く、「何でか分からないけど分かるよねー」ぐらいに捉えていましたが、ここまで記事を書いた後、ふと「これって”気配を察知してる”ってこと?」と思いました。
”気配を察知する”という言葉は昔から使われているものだと思いますが、昔から多くの人が気配というものを認識していた? そもそも気配って具体的には何?と気になったので気配の意味を調べてみました。
・視覚でははっきりとは見えないが、周囲の様子から何となく漠然と感じられる様子。ヒトでは微小な音やその遮り、風を含む空気の動きで察知しているほか、準静電界を感じ取っているという仮説もある
・「視覚の外に誰か(何か)がいる」という感覚は誰しもが経験するが、頭頂葉または側頭葉にある「脅威や安全に関わる相手をとらえる感覚」の活性化によって発生すると考える研究者もいる
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/気配)
・・・!?
「頭頂葉または側頭葉の感覚の活性化」については、わたしが持っている感覚とかなり近いものがあります。
また「微小な音や遮り」「空気の動き」「準静電界?」についても、どの説もあり得そうと感じました。ただ、砂山の例などを考えると音や空気の動きは発生していないはずですので「準静電界?」というものかもしれません。
以前「なぜ何となくでも分かるのかについては自分でも分からないので説明できない」としていたのですが、もしかするといずれ解明されるかもしれません。
(次回へ続く)
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