【四コマ】麻雀マナーあるある(捨て牌の並べ方)

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【麻雀マナーあるある(捨て牌の並べ方)】

■捨て牌の”6枚切り”とは

麻雀のマナーで、”河に牌を6枚×3段に並べて捨てましょう”というものがあります。
※「河」・・・捨て牌を切る場所のこと

フリー雀荘ではマナーというよりもほぼルール化されている気がしますが、仲間内の麻雀では人やグループによってマチマチといった気がします。

Sofia TerzoniによるPixabayからの画像

■なぜ6枚切りなのか

これは”1段に6枚まで切ること”というようにルールやマナーで決まっているからではなく、ちゃんと意味・目的があります。

・一番大きな目的は、「限られたスペースの卓の中で、お互いに邪魔にならないよう、最後まで牌が河へ捨てやすくなるように並べましょう」ということです。
たまに下家の手牌の間近まで、1段に十数枚並べている人がいますが、下家が牌を切りたい場所にまで侵食しているので邪魔になっているのです。

・また4人全員が枚数を揃えて牌を切ることで、どの巡目に何を捨てたか、お互いに分かりやすくなります。
これは誰かがリーチした時などに有用です(リーチに対してどの牌が通ったかが分かりやすくなります)。

・そしてイカサマ防止の役割もあります。
初心者同士であれば問題ないと思われますが、捨て牌を”拾う”イカサマがあり、1段に多くの捨て牌を並べていると1枚減ったところで気付きにくいのです。

なお、”6枚”ということ自体に本来あまり意味は無く、目的に沿っていれば6枚である必然性はありません。現在良く使用されている全自動卓と牌の大きさの関係から6枚が都合が良い枚数というだけです。

ただ、全国的に枚数を統一した方が分かりやすいですし、半ばルール化しておいた方が都合が良いのだと思います。

VEAX1971によるPixabayからの画像

■6枚切りさえしていれば良い訳ではない

これはマナー全般に言えることですが、マナーとして謳われていることさえ守れば、後は何をやっても良いということではありません。

麻雀牌と卓の大きさにはいくつか種類があり、6枚切りをしていても窮屈な場合があります。
そのような時は、例えば自分の前の牌山が無くなっていれば、自分の捨て牌を広い方へ動かして、他家が広く使えるようにしてあげるなど、”全員が牌を捨てやすくするスペースを作る”という目的を考えると、やれることは他にもあるかもしれません。

■まとめ

今回は捨て牌の6枚切りというマナーについてご紹介しました。

初心者の方は、麻雀を打つ環境(メンツ)によって左右されがちだと思います。
・6枚切りをしないメンツであれば、このマナーを知ることはないかもしれないですし、
・6枚切りをしているメンツであっても、みんなやっているから何となくそうするだけかもしれません。

ですがその意味や目的を知れば、その時その時の環境や状況に合わせてやれることが見えてくると思います。

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